初めましてと握手をした

SNSで知り合って2年。

昨年と今年と続けて一緒に作品づくりをして頂いた方と初めてお会いした。

 

作品づくりに伴うやり取りのほか、たまに通話をしたり、文通をしたり、ゲームをしたりする。

常に連絡を取り合うほどではないけれど、「お時間ある時またお話ししませんか!」という感じで話をしたり、(おそらく)お互い忘れた頃にポストに手紙が入っていて、それを読んだりする。とても心地の良い関係である。

 

気軽に会える距離で暮らしているわけではないので、今までは「いつかお会いしましょうね!」という感じだったが、某イベントに参加されるということで会いに行った。

 

SNSで知り合った人に会うという経験自体は別に初めてではない。会おう!となる人は共通の趣味があり、且つ長年の付き合いを経て会っていた。

 

「想像していたより身長が小さかった」という感想をいつももらう。そこまで小さくないんですけど…と若干ふて腐れながら「それ毎回言われるんだよね〜」と返すのがテンプレだ。

思い返せば、今まで会った人たち皆んな自分より身長が高いかも…悔しい…!

 

今日お会いした方は、私と近い界隈にいるものの、個人で取り組んでいるものは違うので、まずそこが今までと違った。(分かりやすく言うと、どっちも文化系の部活だけど部は違うみたいな感じ。)

 

さらに、交流が増えたきっかけとして、私がお相手に仕事の依頼を申し出たこともあるので、お互いがビジネスパートナー的存在であり、お互いのファンである。ありがたい話だ。

 

第一声になんとご挨拶をすべきかとか、到着したことを連絡すべきか、そろそろ着きます!と一言伝えるべきか悩みながら入場した。

 

いや、でも突然行った方がサプライズ感あって面白いかな?と思い直してブースへ向かった。2人きりで会うわけではなかったので、緊張よりも会えることへの嬉しさでいっぱいだった。やっとお会いできるのだと、イベント会場の熱気に押されながら到着した。

 

「こんにちは!」と声をかけると、アッ!!!!!と言いながら立ち上がってくれたので、あれ!?バレてる!?と思いながら名乗ると、「会えて嬉しいです〜!!!握手してもいいですか!?」と言われた。

 

出会って1番に握手を求められたことは今までなかったので笑ってしまった。お世話になっております〜!と言いながら握手をした。なんだか嬉し恥ずかしで、手汗がすごくてすみません〜!!と言いながら笑った。

 

そんな、握手を求められるような人間ではないのになと思ったけれど、そうだった、そもそもここは普段SNSを通して会話をしている人と会うことができる場所なんだった!と途中から思い出した。

 

多分私は緊張していたのだと思う。何を話したかあまり覚えていない。しかし、きっとそうなるだろうと予想してラブレターを用意していたので思い残すことはない。

 

「全部買いにきました!!!」と言って、なんやかんややり取りをして、あまり長居するわけにもいかない…!と思い「お会いできてよかったです!」と伝えた。

 

「よかったら今度はご飯とか行きましょう!」と相手の方が言ってくださったので、もちろん!!!とお返事をした。

 

夢のような1日だった。大好きで、尊敬していて、いつも仲良くしてくれる人に今日初めて会った。

とても嬉しくて幸せなことだ。

 

SNSで知り合った人と実際に会えたら、そこからがスタートになるような感覚がある。おかしな話だが、相手のことを文字やアイコンという"形"から"人間"として認識できるからだろうか。足りなかった何かが埋まるような感じがする。

 

プレゼントもお渡しした。喜んでいただけたら嬉しいなあ。

 

今までとは少し違うご挨拶はとても新鮮だったし、大規模イベントをみて思ったのは、表現活動というのは本当に自由で、誰かに向けて作っても良し、自分のために作っても良しなところが、私も大好きだなと思った。

 

私も次の制作に向けて、重たい腰を上げようと思う。良い刺激になった。

 

 

 

もしもの話

今日までに沢山の選択をしてきたわけですが、あの時もっとこうしていれば、あの時あんなことを言わなければと、選ばなかった道や、選んだことで生まれた後悔を悶々と思い出している。

 

そのどれもが私自身が未熟で、自分勝手な意見で、相手に嫌な思いをさせてしまったなと思う。

 

例えば、今の私だったら。

あの時の出会いや別れ、過去に経験した人生の岐路と呼ばれるような場面で、どんな言葉が言えるだろう。

 

そんな後にも先にも有り得ないような後悔と期待から生まれるものは何もなかった。

 

そして"例えば"という言葉はとても無責任だということに気づく。

 

喧嘩したことも、誰かと笑いあったことも、悔しくて泣いたことも、もしもの話をすることは、過去を受け入れないというか、なかったことにしようとしている感じがする。

 

何かをしてもらったときには、ごめんねよりもありがとうと言ってもらえたほうが嬉しいと伝えてくれた人。

 

喧嘩したことがどうしても忘れられなかった、ずっと謝りたかったと伝えてくれた人。

 

自暴自棄になって食欲がなかったとき、夜中に起きたことに気づいて作ったご飯を温め直してくれた人。

 

どんなときも側で応援して言葉をくれる人。

 

今日に至るまで、沢山の人と出会い、別れてきた。今の私は、この人たちが教えてくれた優しさを、また誰かに伝えることができる。

 

過去をなかったことにはしたくない。

もしもの話をするのをやめた。

 

 

エスカレーター事故の怖さ

先週の水曜日のバイト帰り。14時半ごろ。

帰りはいつもイヤホンをつけて、帰って何を食べようか考えながら帰路に着く。

 

この日もいつも通り帰宅する予定だったが、ホームに向かう上りエスカレーターで、おばあさんが後ろに倒れてしまった。

 

おばあさんのすぐ後ろにいた女性2人は、大丈夫ですか!?と声をかけながらも、止まらないエスカレーターに焦っていた。おばあちゃんの体制をどうにかしないと…という緊迫した空気。

その女性たちの後ろ(私の前)に、たまたまマッチョなおじさんがいて、その方がサポートしながら引き続きおばあさんの体制を整えようとしていた。

 

しかし、おばあさんは起き上がれないままで、結局降り口付近が詰まってしまった。女性2人は雪崩状態で倒れてしまったのだが、すぐ立ち上がって避けてくださったおかげで、私はおばあさんを飛び越える形で、ぎりぎりでぶつかることなく降りることができた。正直、降りる時に誰かを踏んでしまったり、自分も倒れ込むのではないかと気が気ではなかった。

 

そのとき私の後ろには人が居なかったのでエスカレーターは詰まることもなかった。倒れたおばあさん、女性2人、男性、私が現場に立ち会っており、女性2人がすかさずおばあさんの安否を確認し、おばあさんも「すみませんねぇ…」という感じで、ゆっくり立ち上がった。

 

男性は「駅員さん呼んできますね」といって、素早く改札前まで行ってしまい、私はアワアワしたままだった。実際におばあさんを支えたわけではなかったし、現場状況が分かる人が3人いれば充分ではあったが、なんとなくそのまま帰りにくく、女性2人に「おふたりもお怪我ありませんか!?」と聞くことしかできなかった。

 

結局おばあさんは怪我もなく、男性の素早いフォローにより駅員さんもすぐ駆けつけてくれて状況は収まった。

 

この日の帰りは、何もできなかったなあと落ち込んでしまった。正直、あのポジションで何かができたわけではなかったが、駅員さんを呼ぶということさえも頭に浮かばなかったことが悔しかった。

 

いつかまたこういった現場に遭遇したら、人任せにせず落ち着いて行動しよう…!とあれこれ考えたりもした。

 

そしてその5日後の今日である。

今日もいつも通りバイトが終わり、最寄りの改札へ向かう上りのエスカレーターに乗ろうとしていた。

 

すると、おじいさんが後ろに倒れてしまい、周囲の人がおじいさんを支えているところを見かけた。エスカレーターに乗っている人たちはざわついており、他の人たちは階段で改札へ向かおうとしていた。

 

このままエスカレーターに乗った場合、降り口で詰まってしまって怪我人を増やす可能性もある。

階段を利用し改札へ向かい、あとは現場の人たちに任せてそのまま帰ることもできるくらい距離は離れていた。

 

しかし、おじいさんを支える人の姿や、エスカレーターで人が倒れたのを黙って見ていられなかった。なぜなら先日何もできなかったことに悔やんでいたからである。

 

今なら誰よりも早く、冷静に、駅員さんを呼べる!と思い早足で階段を登った。

 

いざこういった現場に遭遇したとき、冷静に対応できる人間がこの中にどのくらいいるのか、ということを考え、こういう時は、動ける人が動かないといけないのだという結論に至った。

 

結局、階段を利用し改札へ向かった人の中で、エスカレーターの様子を気にする人はいたけれど、駅員さんを呼ぼうとした人は私以外にいなかった。今日は夜の6時半頃で、軽く帰宅ラッシュでもあった。

 

改札に着いてエスカレーター付近を見たら、おじいさんとおじいさんを支えていた男性が、ゆっくり立ち上がるところだった。

 

私が駅員さんを呼ぼうと向かっているところに、おばさまが1人近づいてきて「駅員さん呼ぶところですか!?」と声をかけてくださったので「そうです!あとは大丈夫です!」と返事をした。

 

駅員さんに声をかけようとしたが、内線で話し中だったので、すみませーん!と声をかけたら、駅員さんが慌ただしく出てきた。

 

おそらくホームにいた誰かが目撃しており、ホームにいた駅員さんに声をかけ内線で連絡をしていたのではないかと思う。

 

「怪我ですかね?」と出てきた駅員さん。上りエスカレーターで後ろに倒れてしまったようで…と説明していたところに、おじいさんと男性が到着した。

 

おじいさんは腕から大量に出血していた。駅員さんは救急車呼ぼうと言って対応してくれた。おじいさんは大丈夫、痛くないと言っていたが、かなりご高齢であることと、かなり出血していたので、半ば無理やり(?)駅員さんが用意してくれた車椅子に座らされていた。

 

おじいさんはリュックを背負っていたので「車椅子乗るならお荷物1回降ろしたほうが良いですよ、持ちますよ」と声をかけたら、大丈夫大丈夫と言われてしまい、いや腕から血出てますし…と説明しながらリュックを軽く持とうとしたら、これがかなり重たいリュックを背負っていて、そりゃ倒れるわ…と思ってしまった。それを見かねた男性が「持ちますよ〜!」と言って、重たいリュックをひょいと預かってくださった。

 

「後ろから倒れてしまったんですか?」とおじいさんに尋ねると「そう、うしろからね」と仰っていたので、会話も成立するし、状況説明もご本人でできそうだったので、駅員さんに「あとお任せしても大丈夫ですか?」と声をかけて、大丈夫です!と言われ現場を後にした。

 

おじいさんを支えていた男性にも軽く会釈して、帰路についた。

 

こんな数日の間でご高齢のエスカレーター事故に遭遇したのは怖かったけれど、今回は2回目だったのでかなり冷静に行動できたと思う。

 

こういった事故現場では、自分にできることを冷静に考えて行動しなければならないと感じたし、ご高齢の方は思っている以上に、自力で体制を整えられないこともわかった。

 

エスカレーター事故、本当に怖い。おじいさん、おばあさんは無理せずにエレベーターも利用してほしいなと思った。あと重たい荷物を無理して持たないでほしい。宅配サービスとかいっぱいあるので利用してほしい。

 

怪我をしてしまったおじいさん、お大事になさってくださいませ…!

可愛いギャンブルことガチャガチャ

ガチャガチャにハマると大変だなと思った。

というのも、私はソシャゲもしないし、ゲームもそんなにしないので、推しが出るまで課金するオタクたちの気持ちが理解できなかった。

 

しかし、私はそれで良いと思った。なぜなら、最近カプセルトイを見かけるたびについつい回してしまい、そのサイズ感や質感が堪らなく可愛くて、つい、「あと1回だけ…!」と1回300円〜500円するガチャガチャを回してしまうのだ。

 

私の場合は、狙っているものは無いが見かけたらつい揃えたくなってしまうので数回やってしまう。このたった数回でさえ回し続けることで「あと何回か回したらコンプリートできるかも」という気持ちになってくる。

 

もし私に推しという存在がいて、絶対に手に入れたい!と思ってしまった日には、推しが出るまで課金し続け、きっと借金まみれになっていただろうと思う。怖すぎる。

 

事の発端、というか、ガチャガチャに興味を持つようになったのは今年だ。仕事の関係者の方がガチャガチャが好きだったり、前職がガチャガチャの仕事をされていたりと、ガチャガチャが好きな人と会う機会が多かったことが影響していると思う。

 

今までは1回300円という値段で、欲しいものが定まっていないものを、しかも何が当たるか分からないという状況で購入するというのは、かなり贅沢なお金の使い方だと思っていた。

 

それでも、ガチャガチャを楽しむ人の姿や、ガチャガチャの仕事をしていた人と出会って、ガチャガチャは面白い雑貨なのだということに気づいた。雑貨は私も大好きだ。そりゃハマるわけだ。

 

といっても、ガチャガチャがある場所というのはゲームセンターや商業施設の中など、人が多く集まる場所に設置されている。たまに駅構内にもあるよね。

 

バイト先の最寄りで、たまに出張出店していることがある。数は少ないが基本新商品が並べられているので、ガチャガチャが好きな人はつい立ち寄ってしまうようだった。

 

私も帰り際に何の気なしに見ていた。その時モルカーのフィギュアがあった。

▼「PUI PUI モルカー ならぶんです。」

https://gashapon.jp/products/detail.html?jan_code=4549660660859000

 

自分の部屋にモルカーが並んでいたら可愛いだろうな〜!と思い、つい回していた。しかし、モルカーが1体いたところで寂しいので計3回回した。シロモとアビーとテディが当たり、被らず3体ゲットしできたことが嬉しく、そして楽しかった…。これがガチャガチャか…。

f:id:shimekiri_mmr:20220817234727j:image

※ラックの上を走るモルカーたち

※この本めちゃくちゃ面白かった

 

◇◇◇

 

先日、友人とプリキュアショーを観に行く予定があり、池袋のサンシャインシティに行った。デパプリの商品展示をみていて、可愛い!と思った商品がガチャガチャだったのだが、ブースにそのガチャガチャが無かったので、用事を済ませた後にガチャガチャの森に寄った。

 

ここになら絶対あると思います!!と意気込んでいたが、あまりに規模が大きすぎて、探すのに時間がかかった。

ーーー

私「多分、これだけあったらジャンル別になっていると思うので、戦隊ものがあるところにプリキュアもあると思います!!」

友「すごい!かしこい!」

ーーー

そして他の商品に目移りしつつも、お目当てのガチャガチャを発見した。う、嬉しい!!!可愛い!!!!これが女児の気持ちか…!!!

▼「デリシャスパーティ♡プリキュア デリシャスパーティスイング2」

https://gashapon.jp/products/detail.html?jan_code=4549660767978000

 

私がやりたかったこの商品は全4種類。これ、もしかしたらコンプリートできるかもな、と思ってしまった。6種類を揃えるのは正直難しいが、4種類ならいけそうな気がした。しかもどれが出ても嬉しい!

ーーー

【私1回目】

私「やった〜!フィナーレだ〜!

友「おぉ〜」

 

【友1回目】

友「あ!ゆいちゃん(プレシャス)です!」

私「いいな〜!かわいい!」

 

【私2回目】

私「わ!私もプレシャスでた!」

友「2連続ゆいちゃん!」

 

【友2回目】

友「コメコメじゃない!かわいい!」

私「やっぱコメコメ可愛すぎるな…欲しい」

 

【友3回目】

友「わ〜またコメコメだ!あげますよ!」

私「いいえ、要りません。自分で当てます。」

友「えっ、あ、本気だ…!」

 

【私3回目】

私「コメコメでた〜!!!」

友「おぉ〜!よかった!」

 

【友4回目】

友「お!!フィナーレ!!」

私「あと1種類じゃないですか!!」

ーーー

ここまで被りは1個のみという好成績!やっぱり4種類はヌルゲーか。しかもこのガチャガチャ、種類によってカプセルの色が違うので分かりやすい。2人ともあと1種類で、出ていないのは「ようじ期コメコメ」のみ。ここで大人ならではの戦略にでる。

ーーー

私「見てくださいここ!今1番下にこの色のカプセルが3つくらい固まってるじゃないですか、ていうことはこれ次高確率でようじ期コメコメでますよ!絶対に!次回したら落ちる!!!!!」

友「ギャンブル依存になるタイプだ」

ーーー

しかし近くにいた女児がパパに「これやりたい!これがいい!」と言って、私たちが回していたガチャガチャ付近で駄々こねを始めたので、我々は一旦退却し、ガチャガチャの中身を取り出しながら時間を潰した。

ーーー

私「あの子、絶対ようじ期コメコメでますよ…」

友「まだ言ってる」

私「絶対にでますよ……!」

ーーー

しかし女児はパパを説得することができなかったようで、違うところへ連れて行かれた。やらないなら、我々がやりますのでね。

そして私は光の速さで300円を入れて回し、見事にようじ期コメコメをゲット!計4回でコンプリート!!

ーーー

【友5回目】

友「コンプおめでとうございます!」

私「次も多分でますよ」

友「えぇ〜…やるかぁ…!」

私「絶対にでますよ…」

友「マジで出た」

ーーー

ということで2人合わせて被りが1個という奇跡が起こり、無事にコンプリートすることができた。嬉しすぎるし、我慢を知らぬ大人になってしまった。でもプリキュアから"諦めない心"を教えてもらっているので。ありがとうプリキュア

f:id:shimekiri_mmr:20220818001755j:image f:id:shimekiri_mmr:20220818001752j:image

※ようじ期コメコメ可愛すぎだろ!涙

 

◇◇◇

 

その後も店内を見て回っていたのだが、ショーケースに入っていて、恐らく店員さんに声をかけないと回せないガチャガチャがあった。

▼「いきもの大図鑑アドバンス アカメカブトトカゲとモトイカブトトカゲ」

https://gashapon.jp/products/detail.html?jan_code=4549660716655000

ーーー

友「見てください、なんかこれサイズでかくないですか?」

私「え!?アカメカブトトカゲだ!」

友「え?詳しいですね」

私「アカメカブトトカゲ、可愛くて週に1回Safariで検索かけてます」

友「え…?」

私「でもアカメカブトトカゲだけが欲しいので、回すにはちょっとなぁ…」

友「こういう時に限って当たらないですしね〜」

私「しかもこれショーケースに入ってるからお金入れられな…」

2人「「待って1回1500円!?」」

ーーー

しかもこれ調べたらめちゃくちゃリアルに作られてるっぽくてびっくり。1500円のガチャガチャ、恐るべし…。

 

ガチャガチャというのは本当にピンキリで、「これは別にガチャガチャじゃなくてフィギュアとして普通に販売した方が良くない?」みたいな商品もたくさんあった。でもガチャガチャだからこそ楽しいというか、集めたい欲が出るのかもしれない。

ガチャガチャは、失いかけていた子ども心や遊び心を呼び起こしてくれる最高の事業だと実感したのであった。

 

回さなかったけど、よくよく見たらかなり可愛いなと思ったガチャガチャを紹介します。

▼「クモネコ フィギュアマスコット」

https://kitan.jp/products/kumonekokumoneko/

▼「キノコドラゴン マスコットボールチェーン3」

https://qualia-45.jp/distinations/dragon3/

 

実際に存在する生き物や、文房具などの実用的なもの、誰もが知っている国民的キャラクターからクリエイター監修の商品など幅広いし、ハマってしまえば新商品が待ち遠しくなること間違いなしだと思った。こうしてお金が消えていくのであった。

 

 

モチベーションとは

これは完全に私の自己管理不足だからギャーギャー言っても仕方ないことなのだが、納期が近いのに何も完成していない。

 

お仕事をいただけるというのはとても幸せなことだ。なるべく引き受けたい。

 

しかしどうだこの業界、スケジュールタイトすぎだろ!

 

今回の件、数ヶ月前にお話はすこ〜し聞いていた。実際に私が担当するか分からない状況だったし、その後全く話がなかったから消滅案件かと思っていた。

 

バイトも現在進行形、むしろ社員になれるレベル(?)で働かせていただいている私にとってスケジュールの変更というのは、ドミノを間違えて倒してしまった時のようなストレスを感じる。

 

空いた時間で出来る仕事を細々と入れていることもあり、突然の仕事や時間変更の融通がほとんど効かない。

 

もしそういうことがあったときは睡眠時間を減らせば良いので、相手側からしたら融通の効く人間として認識されているだろう。全然キツいけど。

 

じゃあもっと余裕をもってスケジュール管理しろと思うかもしれないが、無理です。なぜなら今のカツカツスケジュールをしないと生活ができないからです。死んじゃう。

 

もちろん遊ぶ時間やお金は別に確保しているので息抜きをするくらいの余裕はある。

 

ついでに言えば「納期が!!!」と言っているのは納期の3日前である。つまり納期は3日後なので余裕ではある。

 

修正作業やご要望に対応できるように早めに提出したいがために、タイトなスケジュールをさらにタイトにしているのである。

 

気が狂ってしまう!!!!!!!!

 

明日もバイトがあるので今日中には寝たい。しかし何度も言うが、お仕事をいただけることは本当に幸せなことなので、気が狂う!!とか無理すぎる!!!!と言っているのは全然本当です。本当すぎる。気は狂う。でもありがたいことである。

 

そろそろネイル変えに行かないと爪が長すぎて生活に支障が出るな。大声出したい気分だが、夜なのでやめておきます。やるぞ〜…。

 

 

井の頭公園で遊んだ

今年の春、とあるライブに誘っていただいたとき、本番の数日前に都内のスタジオを借りて練習をしていた。

 

本番までの連日、練習→夜ご飯→公園に行くという流れが固定化された。

 

ライブが終わった後は頻繁に連絡を取ることはなかったけれど、とても心地の良い距離感の人たちなので、突然「公園に行きませんか!?」と声をかけられても即決できた。

 

1人は知り合って1年くらい、他2人は今年の春に知り合ったので、自分の中で新しい友達である。

 

特別楽しくて爆笑しあう仲ではなく、ただひたすら散歩をしたり、それぞれでゆるく会話を楽しんだり、公園を見つけたらブランコで遊んじゃう人たち。

 

学校帰りみたいな遊び。楽しく思えるのは彼らの人柄なのだろうと思う。

 

こうして公園へ行こう会当日。

土曜ということもあり、まず人が多い。そして灼熱の中を何時間も外を歩き回るのは正直大変であった。ペットボトルを何本買ったことか。

 

今回はスワンボートに乗ることが目的だったが、無事に達成できてよかった。私がスワンボートのことを"アヒルボート"と呼ぶたびに、一緒に乗った人から「白鳥ですけどね」と、いちいち釘を刺されたのが面白かった。

f:id:shimekiri_mmr:20220818011328j:image

※友達が乗っていたスワンボートの盗撮

 

ボートを30分間漕ぎ続けるのは、思ったより体力のいるものだなと実感した。数年前に乗ったときはこんなに疲れなかった気がしたんだけどなあ。

 

次はもっと涼しくなったら…と全員が苦笑いをしながら、それぞれ帰路につく。夏場の公園は余裕で人を殺せるものだと実感した。

 

楽しい疲労感を抱いて眠りにつく様は、小学生の夏休みそのものだった。

 

夏はそんなに好きではないけれど、たくさん汗をかいて、頭がぼーっとして、何も考えられず涼むことしか出来なくなるあの瞬間は、視界がスローになり音が遠くなって、異空間に飛べそうな気持ちよさがあった。少しクセになりそう。

熱中症の症状だからクセになってはいけないのだけど。

 

水分補給はこまめにしよう。

 

外国人のおじさま、ありがとう

昨日店長から「キミの最寄り店舗から機材を借りてきてほしい」と連絡があり、何も考えずに「承知しました」と返信をした。

 

そして出勤前にお店に寄って「機材受け取りに来ました〜」と言うと、スタッフさんが「あ、持っててくださいね…」といって、奥から馬鹿でかい段ボールを持ってきた。見た感じ横75cm、縦15cmくらいの横長のデカい段ボールを目の当たりにして、

 

「デッッッッカ!!!!!!!」

 

と、店内に響き渡る声量で声を上げてしまった。ハッと我に帰って「思ったより大きいですね…」と言い直した。まじでデカい。

 

「結構重たいし、今日外暑いのに大変ですね…。私もできれば手伝いたかったですが…」と申し訳なさそうにデカい段ボールを引き渡すスタッフさん。

 

「全然大丈夫ですよ!ありがとうございます!」とマスク越しでも伝わるほどのキラキラの笑顔でご挨拶をして、これをどうやって持って行くかを少し考えた。

 

考えた結果、両手が塞がるので日傘をさせないことに絶望し、大量の汗が出てメイクが崩れることに絶望し、出勤前にコーヒーが飲めないことに絶望し、全てを諦めて灼熱の中デカくて重い段ボールを抱えて駅へ向かった。

 

重すぎて持ち続けることが困難なので、腕が限界に達したら床に置いて休憩しながら移動した。途中で全てを諦めてしまったので、「頼まれた荷物重すぎて大変なので出勤遅れます」と店に連絡してゆっくり行くことに決めた。もういいんだ。

 

飲み物買いたいし涼みたい…と思いながらNewDaysを横目になんとか改札を通り、灼熱のエレベーターに乗ってやっっっとホームに着いた。

 

この時点でヘロヘロになってしまい、荷物を地面に置いて、電車が来るまで日陰に座って、ハンカチで汗を拭いたり風をあおいだりした。

 

電車が到着し、荷物を持って乗車しようとしたら、突然「オモタイヨ!モツヨ!」と見知らぬ外国のおじさまが声をかけてくださった。

 

確かにこのデカくて重い荷物を見た瞬間、誰かに手伝って運んでもらいたいなと思ってはいたけれど、まさか声に出ていたのだろうか…。いや…そんなはずは…。

 

しかし時刻は8:45頃、出勤前だと申し訳ないなと思い「大丈夫ですよ!ありがとうございます!」と伝えたが、「イイヨ!オモイヨ!」といって荷物を持ってくださった。

 

電車に乗ると「ソコスワル」と、私が座れそうな席まで教えてくれて、至れり尽くせりありがとうすぎる…!!!!!!という気持ちで座った。流石に疲れた。

 

「次の駅だからもう大丈夫!ありがとう!」というと、ジェスチャーでOKサインをくれた。クールだ。

 

そして電車を降りるときに荷物を抱えた状態で「さっきはありがとう!助かりました!」とおじさまに声をかけたら、「オモタイネ、イイヨ!」といって、荷物をまたヒョイと持ってくれて、神様…!!!!となりながら改札まで向かった。

 

「ニホンゴ、スコシワカル!」と言っていたが、とても上手だったので「すごくお上手です!」と伝えたら「ヨル、インターネットデ、ベンキョシテル」と言っていた。独学だとしたらすごすぎるし、インターネットで得た日本語滑らかすぎだろ!

 

話し言葉で書かれた文に多く触れているからか、接続詞も使えていてとても上手だった。本当にお上手で何も考えず普通に会話しちゃって「ユックリ、オネガイネ」と言われたりした。配慮ができずごめん!!!!!!!!

 

改札でまた「ありがとう!助かった!」と声をかけたら、「コレ、ドコモッテイク?」と言って改札を一緒にと思ってくれて、結局私のバイト先まで運んでくださった。

 

「アナタカワイイネ」

「カミノケ、ソレハ"キイロ"ネ!キイロスキ!」

「オシゴト、ナニシテル?」

「コドモ、イル!?」

「ウタウノ、スキ!ナニウタウ?」

など、たくさんお話ししてくれて超ハッピー!関東に住んでだいぶ経つけれど、見知らぬ人にこんなに親切にしてもらったの初めてかもしれない!

 

道中おじさまが、電車を降りて次の改札まで走る人たちを見て「ナゼハシル…?」って困惑してたのがよかった。「アナタモ、ハシル?」って聞かれたから「私は走らない!暑いから!」と答えたら「ハシラナイヨ〜(よね)!ニホンジン、ナゼハシル〜?」と言っていてすごくよかった。

やっぱり日本人の朝は余裕なく見えるんだねえ…。

 

そして私が働いているお店に到着して、少しお話しして、お見送りしたときに、「よかったら今度お店にもきてね!」といったら「キテ…クル…」と難しい表情をしたので、知らない日本語だったかなと焦っていたら「キテ、クル、オナジ?」と聞かれて、日本語って難しいよね〜と思った。

 

意味を説明して例文も教えたら「カキマス!」といってスマホのメモ帳に文章として書き残していた。

 

「アナタカワイイ、ミンナニシナイヨ!」と言ってくれて、お世辞でも何と優しいおじさま…!そして日本語がお上手…!!!ありがとう!!!!という気持ちでいっぱい!!

 

8:30〜9:00の30分間で起きた出来事とは思えないくらいに濃い時間だった。

親切なおじさま、どうもありがとう!

日本を好きになってくれて、日本に来てくれてありがとう!!!