公園で遊んだ

今年の春、とあるライブに誘っていただいたとき、本番の数日前に都内のスタジオを借りて練習をしていた。

 

本番までの連日、練習→夜ご飯→公園に行くという流れが固定化された。

 

ライブが終わった後は頻繁に連絡を取ることはなかったけれど、とても心地の良い距離感の人たちなので、突然「公園に行きませんか!?」と声をかけられても即決できた。

 

1人は知り合って1年くらい、他2人は今年の春に知り合ったので、自分の中で新しい友達である。

 

特別楽しくて爆笑しあう仲ではなく、ただひたすら散歩をしたり、それぞれでゆるく会話を楽しんだり、公園を見つけたらブランコで遊んじゃう人たち。

 

学校帰りみたいな遊び。楽しく思えるのは彼らの人柄なのだろうと思う。

 

こうして公園へ行こう会当日。

土曜ということもあり、まず人が多い。そして灼熱の中を何時間も外を歩き回るのは正直大変であった。ペットボトルを何本買ったことか。

 

今回はスワンボートに乗ることが目的だったが、無事に達成できてよかった。私がスワンボートのことを"アヒルボート"と呼ぶたびに、一緒に乗った人から「白鳥ですけどね」と、いちいち釘を刺されたのが面白かった。

 

ボートを30分間漕ぎ続けるのは、思ったより体力のいるものだなと実感した。数年前に乗ったときはこんなに疲れなかった気がしたんだけどなあ。

 

次はもっと涼しくなったら…と全員が苦笑いをしながら、それぞれ帰路につく。夏場の公園は余裕で人を殺せるものだと実感した。

 

楽しい疲労感を抱いて眠りにつく様は、小学生の夏休みそのものだった。

 

夏はそんなに好きではないけれど、たくさん汗をかいて、頭がぼーっとして、何も考えられず涼むことしか出来なくなるあの瞬間は、視界がスローになり音が遠くなって、異空間に飛べそうな気持ちよさがあった。少しクセになりそう。

熱中症の症状だからクセになってはいけないのだけど。

 

水分補給はこまめにしよう。